博多どんたくの名前の意味って何?由来や歴史をまとめてみた

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「福岡のお祭りは?」

と質問されれば、きっと多くの福岡県民が

「博多どんたく!」

と答えると思います。

博多どんたくといえば、

  • 博多祇園山笠
  • 筥崎宮放生会

と並んで福岡を代表するお祭りのひとつです。

年々、観光客も増える福岡でもメジャーになってきた博多どんたくですが・・・

その名前の意味や由来に歴史を聞かれたら、案外地元でも知らない人が多いことでしょう。

一体、博多どんたくの「どんたく」とは何なのか?

福岡県民としてちょっと気になったのでここでは「博多どんたく」の名前の意味や由来に歴史を調べてまとめてみることにしました。

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博多どんたくの名前の意味って?

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「どんたく」って、面白い言葉ですよね。

かっこいい響きには聞こえませんが、祭りには適しているこの言葉。

一体どんな意味があるのでしょうか?

早速、どんたくの意味を調査したところ博多弁?と思いきや意外や意外!

その語源はオランダ語にありました。

まさかの和製英語だった、どんたく。

オランダ語で「Zondag(ゾンターク)」が和製英語となりどんたくへ。

その意味を調べると日曜とか休日という意味があるようです。

ということは。

博多どんたく=博多Zondag(ゾンターク)=博多の日曜日、休日

って意味ってことなのでしょう。

博多の日曜日、休日っていっぱいありそうですが、その辺はひとまず置いといて(笑

博多どんたくは元々、日曜(休日)に行われる祭りという意味で使われた時期もあったようですが、今では「どんたく」を休日という意味で使用する人はほとんどいないようです。

また、今や懐かしい「半ドン」という言葉もあります。

ひと昔前は、土曜日等に午前中に学校や会社に行って午後には帰ることを、「半ドン」と呼んでいました。

この「ドン」の意味も「どんたく」のことで、「半ドン」は「半分休日」という意味なんですね。

語源のゾンタークのゾンがドン、何だか日本での解釈が面白い(笑

 

博多どんたくの由来って何?

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博多どんたくの由来を語るには、約800年前まで遡らなくてはなりません。

とても歴史が深い博多どんたく。

歴史資料の筑前国続風土記(貝原益軒著)には「平安時代、京都御所の正月、宮中参賀の行事が地方に伝わり、この博多では源平時代のち冶承3年(1179)、正月15日、松囃子を取行う」と記されてあります。

松囃子(まつばやし)とは新年を祝う芸事のことで、室町時代には盛んに行われていた行事です。

この松囃子が元になって、今の博多どんたくへと発展していったんですね。

しかし、明治5(1872)年に新政府より下りてこられた県知事により、「金銭を浪費し、かつ文明開化にそぐわない」という理由から、正月の松囃子は禁止。

その後、明治12年に再会され「博多どんたく」と呼ばれるようになりますが、昭和13(1938)年を最後に、戦争によって中止となりました。

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博多どんたくのその後の歴史

dontaku出典: todays-navi.net

しかし戦争が終わり、中止となっていたどんたくは、昭和21(1946)年5月に「博多復興祭」として復活を遂げます。

これが人々に、復興に向けて大きな勇気を与えることになったんですね。

翌年の昭和22(1947)年には福岡商工会議所が中心となり、花電車3台が街を走り、仮設舞台を16か所設置。

この時の形が現在の博多どんたくの形となっています。

ちなみに、昔は福岡市内に路面電車が走っていたので花電車でしたが、路線廃止と共に花自動車へと変わりました。

現在も2日間、可愛く彩られた花自動車が訪れる人を楽しませてくれています。

時代と共に移り変わっていく姿に、ちょっとした歴史を感じますね。

昭和24(1949)年には開催日が5月3、4日となり、昭和36(1961)年からは2日に前夜祭が行われるようになりました。

現在の「博多どんたく港まつり」という名称になったのは、翌年の昭和37(1962)年になってから。

そして今ではご存じの通り、沢山の人に愛されるお祭りへと大きく発展していったのです。

紆余曲折を経て、現代では多くの人に愛されている福岡を代表するお祭り博多どんたく。

博多どんたくの意味や由来に歴史を紐解くことで1年に1回くるどんたくへの想いが強くなりますね。

 

まとめ

 

今回、名前の意味や由来、歴史について調べてみて思ったことは、長い歴史の中で「どんたく」を愛する色んな人の努力があって今の博多どんたくが存在しているんだな、ということです。

とても感慨深いものがあります。

ずっと受け継いでいきたい、福岡の伝統行事ですね。

意味や由来や歴史を知った上で、今度は違う角度から博多どんたくを楽しむのもいいかもしれませんね。

博多どんたくよ、永遠に。

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